BTS 全紹介
2013年にデビューしたBTS(防弾少年団)今では韓国や日本のみならず世界中に人気沸騰中です!
2019年に発売したアルバムでは、ビルボード200の1位にランクインしました!!
staygoldやdynamiteなど人気な曲がいっぱい入ったアルバムでした。
特に誰もが耳にしたことはあるでしょうdynamiteは全ての歌詞を英語にした世界的ヒットになりました。
そして、今年の6月に発表されたbutterでは破竹の勢いで10週連続米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に1位になっていました。
BTSの曲は知ってるけどメンバーなどよくわからない人もいるでしょう。
なので今回はメンバーや歴史、功績や成り立ちなどをざっくりですが紹介したいと思います。
1メンバー紹介
「防弾少年団(방탄 소년단)」は韓国語で「バンタンショニョダン」と読みます。
“BangTanSonyeondan”からBTSの文字をとり、「BTS」で韓国では「バンタン」と呼ばれています。
2013年にミニアルバム「2 COOL 4 SKOOL」を発表し「NO MORE DREAM」でデビューしました。
そして2021年には、アメリカでグラミー賞にノミネートされました。
日本でも2013年からショーケースやイベントへの参加をしていましたが、2017年に地上波音楽番組に「DNA」で出演し、今のような注目を浴びるようになりました。
彼らのファンの通称は「ARMY」で、意味は「軍隊と防弾チョッキはいつも一緒」
だから「バンタンとファンは常に一緒だよ」ということで、彼らは何かあるたびにARMYに感謝しています。
有名になってもARMYとの関係を忘れないのが素敵ですね。
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1 JIN (ジン)
- 本名:キム・ソクジン(김 석진)
生年月日:1992年12月4日
出身地:韓国 京畿道 安養市
担当:サブボーカル
身長:179cm
体重:60kg
血液型:O型
ニックネーム:ソクジン、ジンニム、ピンクプリンスなど
通学中に現在の事務所BigHitにスカウトされたジン。
以前は東方神起らが所属するSMエンターテイメントにもスカウトされていたとか。
第一次審査に合格したそうなのですが、詐欺だと思って行かなかったそう。
本人は俳優を目指していたとのことですが、BigHitスカウトしてくれてカムサハムニダ〜!!…でも、俳優としての彼も見てみたいですね!
俳優志望だったためか、ダンスには自信がないようです。
でも、あれだけ難しいダンスをこなしてしまうのですから、想像以上の努力をしていることでしょう。尊敬します!!
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2 SUGA (シュガ)
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本名:ミン・ユンギ(민 윤기)
生年月日:1993年3月9日
出身地:韓国 大邱 広域市
担当:リードラッパー
身長:174cm
体重:57kg
血液型:O型
ニックネーム:ユンギ、ミンシュガ、お爺ちゃん、天才など
ニックネームのシュガは「白い肌」「甘い笑顔」からきているそうで、彼はほとんどのBTSの楽曲の作詞作曲に関わっています。
まさに「天才」で、そして所属事務所であるBigHitのラップ大会で2位になるという実力の持ち主です。
また、海外ではメンバーが遊んでいるのに対し、ずっとホテルの部屋で寝ていたという逸話を持つほど無気力。
自分でも「ひきこもりだけは優れている」と認めています。
寝ていることが多いため「お爺ちゃん」などと呼ばれているとか。
その反面、メンバーが決断に迷っているとSUGAがパッと決めたり、男らしい性格も持ち合わせています。このギャップが堪りませんね!
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3 J-HOPE (ジェイホープ)
- 本名:チョン・ホソク(정 호석)
生年月日:1994年2月18日
出身地:韓国 光州 広域市
担当:リードラッパー/メインダンサー
身長:177cm
体重:59kg
血液型:A型
ニックネーム:ホビ、ホプ、ホソク、希望など
笑顔がトレードマークと言ってもいいくらい、常に笑顔な彼は名前の通りBTSの希望担当。
性格も明るく、ムードメーカーになっていますが、普段は静かな性格だそう。
面倒見もよく、メンバーからは「お母さん」と呼ばれているみたいです。
ダンスの才能がトップレベルで、デビュー前から大会で優勝していたとか。振付師にもその実力が認められているようです。
BTSはダンスが難しいことで有名ですが、完璧についてくるそうです。流石ですね!!
ただ、ダンスレッスンでは鬼のようでメンバーからは「練習中は鬼のように怖いから嫌いだ」と苦情(?)も出るようです。
また、家族思いな一面も見せています。彼はピアスを開けていないのですが、両親にもらった体を大切にしたいのが理由だとか。
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4 RM (アールエム)
- 本名:キム・ナムジュン(김 남준)
生年月日:1994年9月12日
出身地:韓国 京畿道 高陽市
担当:リーダー/メインラッパー
身長:181cm
体重:64kg
血液型:A型
ニックネーム:ナムジュン、ラプモン、レプモン、破壊神、リーダーなど
デビュー当時「ラップモンスター」という曲を発表したため、そこから「ラップモンスター」というニックネームがついたとのことです。
現在はアルファベットの通り「RM(アールエム)」と改名しています。
ニックネームの「破壊神」は触るとなんでもすぐ壊してしまうからだそう。
AirPodsの片方をよく失くすそうで、彼のPCには失くしたAirPodsがたくさん接続されているそうです。
彼の凄さは学力にも現れています。
TOEICは独学で900点超え、学生時代のIQは148だったそうです。(ちなみに東大生の平均IQは120といわれています)
そのため、英語は通訳を介せず話すことができます。
また、作文・論文・読書関連の賞を50以上受賞していたり、韓国のセンター試験といわれている修学能力試験(スヌン)では、上位1%に入るという秀才ぶりです。
また、BTSの楽曲にも参加しており、ラップやダンス以外にもたくさんの才能を持つRMです。
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5 JIMIN (ジミン)
- 本名:パク・ジミン(박 지민)
生年月日:1995年10月13日
出身地:韓国 釜山 広域市
担当:リードボーカル/リードダンサー
身長:173.6cm
体重:60kg
血液型:A型
ニックネーム:パクジミニ、チムチム、ジミナなど
彼を表現する言葉は「努力家」
メンバーで最後に加入しのもあってか、睡眠時間を削って(2〜3時間の睡眠時間だったそう)練習をしたり、最後まで練習室に残って練習をしたり…。
その結果、BTSではリードダンサーを務めています。彼の腹筋は凄まじいほどにバキバキです。
学生時代は釜山芸術高等学校の舞踏科に在籍しており、入学難関高であるにも関わらず、彼は首席で入学しているそうです。
さらに奨学生として活躍しており、その頃から彼の名前は有名だったようですね。
その反面、恥ずかしがり屋で人見知りという一面も。
そして性格が優しいジミンは、メンバーの相談役もしているようで、メンバーからいじられる場面も多いとか。
ステージ上でメンバーに何かトラブルや困ったことがあったときには、いつもジミンが真っ先に駆けつけるそうです。
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6 V (ヴィ)
- 本名:キム・テヒョン(김 태형)
生年月日:1995年12月30日
出身地:韓国 大邱 広域市
担当:サブボーカル/リードダンサー
身長:178cm
体重:63kg
血液型:AB型
ニックネーム:テテ、テヒョン、テヒョナ、四次元など
2017年度「世界で最もハンサムな顔」で1位を受賞。
世界で1位なんて凄すぎませんか?本当に整った顔をしていますよね。
さすがBTSのビジュアル担当。でも、変顔も全力でやります。
また、四次元というニックネームは彼の発言が飛び抜けたことを言うのに由来しているそうです。
「生まれる前はお父さんの中にいた」「小学生の頃、給食の時間に牛乳配達のアルバイトをした」など、ファンの想像を飛び越えた発言が見られます。
そこもファンの心を捉える要因の1つのようです。
見た目に反してハスキーで低音ボイスなのも彼の魅力です。
身長も178cmありますし、可愛い顔とのギャップが魅力的です。
彼は練習時代は非公開練習生として苦労した過去があるようです。
そこからBTSメンバーを勝ち取ったわけですから、相当な努力があったのではないでしょうか。
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7 JUNGKOOK(ジョングク)
- 本名:チョン・ジョングク(전 정국)
生年月日:1997年9月1日
出身地:韓国 釜山 広域市
担当:メインボーカル/リードダンサー
身長:178cm
体重:61kg
血液型:A型
ニックネーム:ジョングク、グク、ウサギ、黄金マンネなど
韓国では年下(末っ子)メンバーのことを「マンネ」と呼びますが、BTSのマンネがジョングクです。
ジミン・V・ジョングクの3人を「マンネライン」と呼んでいるようです。
末っ子なので、お兄さんメンバーから可愛がられているようです。ただマンネが1番力が強いという噂も。
ニックネームの「黄金マンネ」は、全てのことに万能ということから付けられたようで、歌・ダンス・パフォーマンス全てが万能のようです。
これからのマンネの成長が楽しみですね!
性格は情熱的で、プライドが少々高めとのこと。本人も「意地っ張りだけは優れている」と認めています。
また、情熱が長く続かないので短期集中型のようです。
そして人見知りな一面もあるとか。お兄さんたちが守りたくなるのもわかります。
2歴史や成り立ち
どうやって防弾少年団というグループが誕生したのか?それはBig Hitエンターテインメントが開催したオーディション「ヒップホップオーディションHIT IT」でした。このオーディションは防弾少年団としてデビューするメンバーを募集したオーディションで、グループ名の方が先に誕生していたことがわかります。
このオーディションでは約30人もの練習生がデビューをかけて争いました。オーディション中にはグループのコンセプトが度々変更されたこともあり、自分が目指すコンセプトと離れてしまったという理由で辞めていく練習生もいました。
オーディション開催時はヒップホップグループがコンセプトでしたが、最終的にはダンスパフォーマンスを基調としたアイドルグループへと変更されていました。メンバーは徹底的なダンス練習を行い、その練習時間は「1日15時間」とも言われています。
2013年6月、ついに防弾少年団が音楽番組で初披露されデビューしました。「防弾少年団」というグループ名には「10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止めて自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められており、学歴社会や社会に対する反発を防弾少年団が楽曲に変えて発表していきました。
しかし、当時のK-POPアイドルグループの中でBig Hitエンターテインメントはまだまだ規模の小さい芸能事務所だったため大規模なプロモーション活動ができず、認知度もそれほど高くありませんでした。
また、音楽面でも大衆受けする楽曲とは言えず、ギャングスタ・ラップという暴力的な日常をラップの歌詞に乗せた楽曲が特徴だったのです。新人賞は受賞したものの「大ヒット」という結果は残せませんでした。
2015年には楽曲に変化が見られました。今までは歌詞が審議にかけられるほど強い言葉と音楽を発信してきましたが、3rdミニアルバム「花様年華Pt.1」ではヒップホップ色を抑えた曲調になっています。
そして、青春時代に誰もが葛藤して悩んだ部分をクローズアップした歌詞が若者たちの共感を生んだのです。デビューから3年後、防弾少年団はタイトル曲「I NEED U」で初めて音楽番組1位を獲得。その年の様々な賞を総なめにしていきました。
3rdミニアルバム「花様年華Pt.1」は「花様年華シリーズ3部作」となっており「花様年華Pt.1」がヒットしたことを受けて「花様年華Pt.2」ではビルボード200にランクインし、大手芸能事務所に所属しているアイドルグループと変わらない結果を残しました。
この頃から韓国以外の国でも防弾少年団に対する注目度が伸び始め「花様年華シリーズ」最後のアルバム「花様年華 Young forever」は「花様年華Pt.2」に新曲を追加したリパッケージアルバムであったにも関わらず、前作を超える売上を見せました。
2016年、世界での人気が加速し始めます。10月に発売した2ndフルアルバム「WINGS」が23カ国のiTunes総合アルバムランキングで1位を獲得しました。韓国国内の音楽チャートでは月間・年間売上数の最高記録を樹立し、ビルボード200では26位にランクインするなど、韓国の歌手として史上初の記録を作り続けたのです。
韓国では「Mnet Asian Music Awards」や「MelOn Music Awards」など、毎年ビッグアーティストが受賞している大賞を防弾少年団が受賞したことが話題となりました。
現在では様々な事務所からデビューしたアイドルが世界中で活躍していますが、少し前までは「アイドルなら◯◯エンターテインメント」という方程式が出来上がっていたため、防弾少年団はその殻を破ったグループといっても過言ではありません。
2017年からは本格的に海外での活動が始まりました。ワールドツアーもデビュー当時は公演数が少なかったのですが、段々と増えており北米や南米、アジアなど10以上の国を周るほどになりました。
日本では2013年に行われた初めてのファンミーティングが渋谷O-WESTだった防弾少年団。その後ZEPP TOKYOや国際フォーラムなど徐々に会場が大きくなっていきました。そして2017年のワールドツアーでは京セラドームという初のドーム公演を行えるまでに大きくなって帰ってきてくれました。
2017年は防弾少年団としても新たなステージが準備された年でした。防弾少年団は新たなグループアイデンティティーを公開し「現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく青春(Beyond The Scene)」という新たなコンセプトを発表しました。
そして、防弾少年団のグループ表記を以前から使われていた「BTS」を主に使っていくことも発表されました。本格的な海外進出に向け、覚えやすい「BTS」表記にしたと考えられます。
BTSとして新たなステージに進んだメンバーは、アメリカ4大音楽賞の1つといわれている「American Music Awards」に韓国のグループとして初めて招待されました。そこで「DNA」を披露したBTSは、英語ではなく韓国語で人気曲「DNA」を歌い上げ、観客だけでなく授賞式に出演していた有名アーティストたちもBTSのファンにしてしまったのです。
この出演では、RMの見事なまでの英語力も発揮されました。通訳を介さず自分の言葉で司会者の質問に答えるRMや、言葉の意味がわからなくても歌とダンスで場を盛り上げるBTSのインタビューは「言葉なんか関係ない」と言っているかのようでした。
アメリカのバラエティ番組への出演も果たしたBTSは、日本の音楽番組にも出演しています。有名な音楽番組「ミュージックステーション」はゴールデンタイムだったこともあり、老若男女問わずBTSの音楽が知れ渡りました。
2018年には、ついにアジア初の「ビルボード1位」を獲得しています。BTSが1位を獲得したのは「ビルボード200」という週間アルバムチャートです。シングルチャートの「ビルボードHot 100」では、2012年に「江南スタイル」でPSYが2位を獲得していますが、週間アルバムチャートではBTSが初となり、K-POPが世界で認められた瞬間でした。
それらの実績が評価され、BTSは2018年の「大韓民国大衆文化芸術賞」で花冠文化勲章を最年少で受賞しました。BTSが評価される理由として、海外で歌うとき楽曲を英語にするのではなく、ほとんど韓国語で歌っていることが挙げられます。
また、MVなどでは韓国の伝統的な服や楽器などを使用して自身の曲以外の部分でも韓国を世界にアピールしています。2020年は新型コロナウイルスの影響で海外での活動が思ったようにできませんでしたが、その中でもオンラインという形で世界中のファンと交流をはかりました。
3功績やおすすめの曲
グラミー賞ノミネート
BTSが第63回グラミー賞にて、K-POPアーティストとして初ノミネートされ、「Dynamite」を披露しました。惜しくも受賞は逃したものの、米国で存在感を見せつけました。
「I NEED U」再生回数1億回突破
「I NEED U」のYoutube再生回数が1億回に達し、これで通算30回目の再生回数1億回突破を成し遂げました。韓国アーティストでは初となる偉業になりました。
第35回日本ゴールドディスク大賞受賞
日本レコード協会主催の日本ゴールドディスク大賞にて「ベスト・エイジアン・アーティスト」8部門で受賞しました!連続3回目の受賞になりました。
BTSのおすすめの曲は
1位 Boy with Luv
2位 DNA
3位 Dynamite
4位 MIC Drop
5位 FAKE LOVE
6位 Butter
7位 Permission to Dance
4最後に
BTSについて紹介させていただきました。
彼らの魅力はなんといっても、楽曲とダンスパフォーマンスに尽きると思っています。
ぜひ、彼らの楽曲に触れてみてください。
そしてコンサートで是非、生のBTSを感じてみてください。
今後もさらなる彼らの活躍に期待しています。